2時間以上かかる授業で毎回課題出してたりしている人を落単にはしないですよね?流石に可哀想だと思いました。週5日削られるのに
ええと、少し誤解がありそうです。1回の授業は90分です。授業内学修でない予習復習は授業外学修です。また、「5日」ではなく「3日以上」でしょう。丸1日というわけでもありません。「出席」とは、約1週間のうちに一度でもLMSコンテンツにアクセスしたか否かで判定しています。そうはいいつつも、LMSの仕様上、300人超でそれを文字通り判定しようとするととんでもなく時間がかかるので、テスト機能なら答案を提出しようとしたか (解答を始めれば提出に至らなくてもよい)、掲示板フォーラムなら一度でも投稿したか (投稿未完了でのLMS離脱はこちらでは判断できないので投稿していない扱い)、としました。さて、大学設置基準によると1単位の修得には45時間の学修が必要です。2単位で90分 (2時間換算) 授業15回があるとすれば、1回あたり平均4時間の授業外学修という計算になります。ふつうに考えれば、予習2時間、復習2時間ですよね。60時間の予習復習をしてはじめて試験を受ける資格が得られます。日本の大学であればどの大学、どの科目でもそうです。それをこなしたうえで試験で合格基準に達しない場合は、むしろ単位を落とす方が親切です。弊社では一度単位を修得した科目は二度と履修できません。理解が不十分な学生様に単位を出してしまうと、その学生様が学ぶべきことを能率よく学ぶ権利を失います。私の担当科目全体で、弊社の用語法でD (再試あり) がついたのは7人でした。このことはみんなには内緒です。その7人には、(たとえ留年するとしても) ぜひとも「もう一度学ぶ機会が与えられた」と前向きに考えていただきたいと考えています。卒業セメスターだとその「もう一度学ぶ機会」がないかもしれず再試験を受けに来る可能性がありますが……。その7人のなかに4年生が何人いるかはひみつです。